社会福祉法人大三島育徳会|東京都世田谷区|特別養護老人ホーム|ショートステイ|グループホーム|デイサービス|ヘルパーステーション

 

2019年 年頭の辞

   
2019年 年頭の辞
2019年 元旦 
社会福祉法人 大三島育徳会 
理事長 田中雅英
 
新年あけましておめでとうございます。みなさまお元気で新春をお迎えのことと心からお喜び申し上げます。2019年、年頭にあたり、ひとことごあいさつ申し上げます。
 
平成を振り返って
 間もなく平成が終わります。来年は2回目の東京オリンピックが開催されます。平成の時代は2度の東京オリンピックに挟まれた時代になります。前の大会の時、私は小学校6年でした。青空に描かれた五輪の輪に胸がワクワクしました。日本中が熱気に包まれていました。しかしながら、今回の大会は比較的、盛り上がりに欠けている感じがします。東日本大震災の復興、福島第一原子力発電所の廃炉への道筋などが見えない中、巨額の税金がつかわれているからでしょうか。開催前から大会後の経済成長率の大幅な低下も危惧されています。
 社会保障関係では、年金の減額法が成立し、高齢者医療費の負担も増えました。介護の社会化を謳った介護保険も報酬の抑制傾向が続いています。累増する社会保障費が国の財政赤字最大の要因となっており、平成においては社会保障費削減が重要課題となりました。一方、社会福祉については、選挙の争点にならなかったばかりでなく、「孤立死」「保育所増設」などの問題を除けば年間を通してマスコミに取り上げられませんでした。こうした制度・政策、社会情勢を背景として福祉・介護の人材不足が深刻化したのだと思います。決して、重労働の割に給与が安いということばかりではありません。
 平成の時代、税制改正により富裕層と低所得者層、大企業と中小零細企業との格差が広がりました。その結果、生活困窮、社会的孤立など個人や家庭では解決ができない「社会的なニーズ」が増加したと感じている人は少なくないでしょう。また、政治家や政党が社会福祉・保障の充実を訴えても、票とならない時代になってしまった印象があります。
 
新時代に向けてスタートを切る年
 4月、当法人は用賀地域の地域包括支援センター(以下地域包括)に加えて、新たに受託した玉川地域の地域包括の運営を開始します。地域包括の役割には、高齢者の安否確認、虐待防止、権利擁護、社会的孤立・孤立死への対策などがあります。対象は高齢者のみならず、保育・児童、障害などに広がっています。まさに当法人が積極的に取り組むべき「社会的なニーズ」に応える事業だといえます。7月ごろまでには平成17年度以来、指定管理者である玉川福祉作業所の運営事業者としての再プロポーザルが実施されます。再指定を受けるべく、法人事業所、地域包括との情報交換、協働を積極的に実施していきます。加えて、地域のニーズに応える新規事業の計画を練り、実現させていきたいと考えています。障害者のグループホーム、都市型軽費老人ホームなどです。つまり、当法人にとって、今年は新しい時代に向けて、スタートを切る年になります。
 
 大三島育徳会は、利用者、そして地域のみなさまが自立した生活を継続し、安心して健やかに暮らしつづけられるよう、誠心誠意努めてまいります。今年もかわらぬご指導、ご支援をお願いいたします。
 
149651
<<社会福祉法人大三島育徳会>> 〒157-0077 東京都世田谷区鎌田3-16-6 TEL:03-5491-0340 FAX:03-5491-0343