居宅介護博水の郷 ブログ
砧地域 ご近所フォーラム
2016-03-20
3月19日、「砧地域 ご近所フォーラム2016」にボランティアとして参加いたしました。
大三島育徳会からは佐藤在宅サービス部副部長、矢野相談支援課課長、たがやせ大蔵デイの丸山係長、番本サブリーダーとケアマネジャーの松下が参加いたしました。
午前中はフォーラムに参加する実行委員や世田谷区の職員やボランティアの方々の昼食を作らせて頂きました。食材や食費はほとんどが寄付やバザーでの収益でまかなったものとのことでしたが、アルファ米で作ったご飯やお握り、お味噌汁などは皆さんから「美味しい」と大好評でした。
午後はフォーラムの合間の休憩時間に丸山氏、番本氏とともに会場の皆さんと体操を行いました。丸山氏の元気なかけ声で体操は盛り上がり、楽しい時間を過ごさせて頂きました。
認知症ケアセミナー
2016-03-20
3月18日、やさしい手用賀店さんの主催するセミナーを聞きに行きました。
講師は桜新町アーバンクリニック院長の遠矢純一郎先生です。
内容は「地域におけるこれからの認知症ケアについて」。
認知症は中核症状と言われる記憶障害、日時や場所がわからなくなる見当識障害、理解力・判断力障害などの症状が進行していく病気ですが、暴言暴力・徘徊・不眠・妄想などのBPSD(行動心理症状)と言われる周辺症状が現れることがあります。周りの方が認知症の知識と認知症の方への関わり方やケアの方法を知る事でBPSDを予防することが出来るとの事です。
オランダ・イギリス・フランスなどの欧州の国々は早くから認知症の方へのケアを国をあげて取り組んでおり成果を上げていましたが、そういった国から学んで日本でもオレンジプラン(2012年)、新オレンジプラン(2015年)などの計画を発表し、BPSDへ「ケアによる対応」を行い、抗精神病薬の使用や精神科病院入院や施設入所を減らし、「できる限り住み慣れた地域の良い環境で暮らし続ける事ができる社会の実現」を目指すようになってきています。そういった取り組みの一つとして、「認知症初期集中支援チーム」というものがあります。認知症ケアでは認知症の初期の段階での早期診断・早期対応が大切だとの観点から考えられたものです。看護師、保健師、作業療法士、介護福祉士などのベテランの専門職がチームを組んで、認知症の方を訪問し、医師による早期診断につなげ、在宅での具体的なケアの提供や指導を行い、6ヶ月後に地域のケアマネジャーに引き継ぐというものです。桜新町アーバンクリニックでもこういったチームを組んで多くの成果をあげているとの事で、1時間ほどのセミナーでしたが、今後の業務にも活かせることが多く、大変勉強になりました。
ケアマネ専門研修
2016-03-14
本日、ケアマネジャーの専門研修を受けてきました。
今回は「社会資源の活用」と「高齢者の疾病と対処及び主治医との連携」というテーマでした。
「社会資源の活用」→ケアマネジャーは担当する利用者が24時間365日、自立した生活・尊厳のある暮らしが確保されるよう、介護保険サービスに関する社会資源だけではなく、利用者の家族や近所付き合いなどのプライベートな社会資源をアセスメント(課題分析)によって知っておくこと、民間の配食サービスやハウスクリーニングなどの社会資源の情報を知っておく事が必要になります。これからは、自らの作成するケアプランの中に、介護保険サービスだけでなく、地域の社会資源を位置づけていくことが求められているということを実感しました。
「高齢者の疾病と対処及び主治医との連携」→「緩和ケア」や「在宅での看取り」というテーマについてお話を聞きました。亡くなられたあとの家族の支援「グリーフケア」についても触れていました。
喜多見地区の主任ケアマネの集まりに参加しました。
2016-03-03